スポーツによる怪我

①スポーツ障害

繰り返しの外力、オーバーユース(使いすぎ)により徐々に炎症が起き痛みが出てくる

②スポーツ外傷

ぶつける、捻る、転ぶなど一度の外力で組織を痛めてしまう

①②ともに炎症が起き、患部が熱を持っています。入浴は控えましょう。熱が加わることで炎症が強くなり症状が悪化するリスクが高いです。患部を湯船から出しても同様のリスクがありますので入浴自体を控えましょう。

施術の流れ

  • 適切な初期処置
  • 症状によっては安静期間が必要な場合があります。大会までの日程、チーム状況、本人・家族の意思などを考慮して、よく相談して決めましょう。
  • 早期復帰のための施術、日常生活上の指導
  • 再受傷しないための指導(ケアの方法、ストレッチ指導など)
  • ケガをした根本原因となったアンバランスの解消、痛めにくい体づくり

スポーツ障害

オスグッド
成長期のスポーツ選手に多い、太ももの前側の筋肉の付着部である、膝のお皿の下の骨の炎症。
膝の曲げ伸ばしが繰り返されることで起こるスポーツ障害。患部の炎症を取り痛みを取ることはもちろん、体のバランスを整え、再発を予防します。
ジャンパー膝
オスグッドと同様、膝の曲げ伸ばしが繰り返されて起こるお皿の下の腱の炎症。
テニス肘
手首を動かす前腕の筋肉の付着部である肘の外側の炎症。ラケットスポーツなどで繰り返し手首を使うことで起こるスポーツ障害。痛みが取れにくい、再発を繰り返す場合、体の中心を整えることも重要になります。
野球肩・肘
野球選手に多い、肩と肘の痛み。野球肩・肘は繊細に観察する必要があり、場合によっては専門の医療機関を紹介することがあります。当院での施術は患部の痛みを取ることはもちろん、肩・肘に負担のかからない体の使い方をサポートします。
シンスプリント
すねの内側の筋肉が過度のランニングやウォーキングにより、炎症を起こし、痛みがでている状態。運動量が多いことはもちろん、足裏、膝、股関節の使い方が悪いことが原因となる。体の使い方を整えることが再発を予防するために重要です。
アキレス腱炎
足首の使いすぎによりアキレス腱に炎症が起こるスポーツ障害。予防の為にはふくらはぎの柔軟性が必要ですが、患部に負担をかけないための体の使い方が大切です。患部への施術はもちろん、体の使い方の指導をします。
疲労骨折
すねの骨、足の指、腰の骨(腰椎分離症)などに繰り返しの外力が加わることで骨折が起こる。疲労骨折が起こる前に必ず予兆(すねの筋肉、足の甲、腰の痛み)があります。予兆の段階で痛みを改善することが大切です。

スポーツ外傷

骨折・脱臼
骨折・脱臼があると判断した場合、応急処置をして整形外科を紹介、受診していただきます。その後、医師の同意をいただけると早期回復、早期復帰のための施術が可能です。
足首の捻挫 詳細はこちら
肉離れ 詳細はこちら
打撲
肉離れと同様、患部に内出血が起こり、放っておくと硬くなります。施術をすることで治癒を早めることはもちろん、硬くなることを防ぎ、筋肉の動きが悪くならないようにします。
突き指
ボールを取り損なう、転倒して指をつく、相手に引っ掛かり持っていかれる、などが原因となる指の怪我の総称。突き指は軽く考えがちですが、骨折があったり、腱の断裂があると手術が必要な場合もあります。適切に処置をすることが大切です。

現場での応急処置

RICE

Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(拳上)

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