こんにちは!
江別市大麻元町の鍼灸整骨院「はり・きゅう なかお整骨院」です!
今回は前回に引き続き「手首の痛み」の「舟状骨骨折」についてです。
私がアメリカンフットボール部のトレーナーをやっていたころの話なのですが、
ある選手がプレー中に転倒し、手を地面につきました。
その2、3日後に手首を痛めたので見てほしいと言われ、詳しく見ていくと・・・
腫れも少なく、熱感もそんなにありません。
手首を動かした時の痛みもそこまで強くありません。
気になるのが、ここの「押した時の痛み(圧痛)」です。
もちろん痛めていない方も強く押せばそこそこ痛いのですが、明らかな左右差がありました。
嫌な予感がして整形外科で診察をしていただいたところ、
「舟状骨骨折」と診断されました。
舟状骨は血流が非常に悪く骨折するとくっつきにくい場所です。
そのためギプス固定が長期間必要になります。
プレーに少しでも早く復帰をするため手術をしました。
無事にプレーにも復帰し、今は社会人ですが、問題なく過ごしているようです。
舟状骨骨折は痛みや腫れがそこまで強くないため、
「手首の捻挫」と勘違いされて、放置されるケースが多いです。
スポーツ中、日常生活で手をついてからなかなかひかない手首の痛み、
舟状骨骨折かもしれません!
当院でもちろん手首の痛みを見ることはできるのですが、
「あやしい・・・」と思った場合は応急処置をして整形外科に紹介いたします。
まずはご相談を!